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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[88] 日本語検定試験  2011/03/22 15:48:36
掲載日:03/10/2001  E-Mail  Home
 JETROのA所長は「日本語検定試験」の普及に力を注いだ。彼がペパーダイン大学の教授に試験問題を見せて説明した時のことである。「いや、このテストは是非我が校の日本人学生にも受けさせて欲しい」と教授が言った。A所長は、日本語検定試験は外国人の日本語がビジネスとして通用するどのレベルにあるかの客観的な評価基準を与えるためのものだと再度説明した。

 「それはわかっています。」と教授は、その理由を述べた。ペパーダイン大学には世界各国から学生が集まる。彼らは初めのうち英語力が充分でない。英語のテストだけでは実力を判定できないので、母国語でのテストも行うそうだ。不慣れな英語のテストの採点は多少甘いが母国語のテストは手加減しない。ところが日本人の学生は母国語のテストも成績が悪いという。「これはきっと母国語そのものが充分に身についていないのではないか」という素朴な疑問が「日本人学生にも日本語検定試験を」という発想となったのである。

 人は言葉を介して物事を考え、人とコミュニケーションを行う。言葉の基本がきちんと身についてなければ深く考えることもできないし自分の考えや意見を正確に人に伝えることもできない。

 日本では、若い世代で急速に日本語が崩れていっているという。言葉は時代によって移り変わっていくもので、変わることが悪いのではない。危惧されるのは彼らが内にこもったり、同年代の仲間としか付き合わなくなったことだ。

 仲間うちだけなら隠語を使おうと不充分な表現だろうとツーカーで通じる。仲間うちだけに通じる会話は一種の心地よさに通じる。彼らのコミュニケーションはe-mailか携帯電話、話しても隠語・略語が沢山混じり外の者には通じない。この連続が言葉の訓練を阻害し、社会に出た時自分の意思や意見を的確に表現し、他人に伝えることができなくなる。言葉は社会のいろいろな層と話をして豊富になるのだろう。
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