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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[84] 日本語弁論大会  2011/03/22 15:43:33
掲載日:11/18/2000  E-Mail  Home
 先日、リトル東京ライオンズクラブ主催の日本語弁論大会がホテルニューオータニで開かれた。テーマは「私の目に写るリトル東京」で、高校生の目からリトル東京を語ってもらおうというものである。

 出場者は7人、全員が女性。出場者が口をそろえて指摘したのは次のようなことだった。(1)それぞれが幼い頃にリトル東京に懐かしい思い出を持っている。それは町の雰囲気だったり、買い物だったり、親や友達と参加したお祭りだったりする。(2)現在のリトル東京には魅力を感じない。それは町が観光客志向となり自分達が町を歩いてもよそ者に感じるからだ。身近に感じる文化もないし、土産物屋からは観光客に間違われ不快な思いをすることも多い。そのたびに「ここは私の町ではない。私の来るところではない。」と感じる。(3)一方、何とか身近な町になって欲しく、日系人に親しみある場所を保って欲しいと思っている。二世週祭やトーフ・フェスティバルなどのイベントに参加するととても楽しい。しかし、どうして普段もこのように人が集まらないのだろうかと残念に思う。

 いま、小東京商店組合、南加日商などがリトル東京の活性化に躍起になってイベントを催したり、ジム建設の運動などが起きている。しかし、本当の活性化の鍵は大人の頭で考え出すよりも、むしろ次代を担う子供達の感性にあるのではないだろうか?

 各地でこのようなテーマで弁論大会を催すのも面白い。若者向けのイベントで東西対抗のディベートをしてみるのもよい。こうした試みは日系人の若者に自分のアイデンティティを考える絶好の場となるだろう。一部の地域活性化だけでなく、次代を担う若者達が日系のアイデンティティをしっかり身につけて活躍することこそ日系社会の活性化が定着する早道だと思う。

 当日の聴衆は関係者を中心に30名あまりだった。来年はもっともっと多くの人達が集まって子供達の声に耳を傾けて欲しい。
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