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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[71] 就職相談  2011/03/22 15:37:03
掲載日:12/11/1999  E-Mail  Home
 リリーン!リリーン! 早朝枕元の電話のベルで目が覚めた。「就職のことで迷っています。叔父さんの意見を聞かせてください。」久しく会わない日本の甥からだ。司法試験に数年間チャレンジしたがとうとう就職を決意した。この会社は本社の総務部で法務も担当させるというので面接に応じたけれど、社長面接で「地方で営業をやるところから始めろ」といわれた。就職はしたいが「話が違う」「口利きをしてくれた役員は、将来法務を担当できるように本社に戻すといっているが先の約束なんて信じて良いものだろうか」話し振りに不満と不安が入り混じっている。

 「自分が社長でも同じことを言ったかもしれないなあ」考えてごらん、6〜700人の会社で朝から晩まで法律を扱うほどの仕事があるだろうか。また、現実の法務は机上の勉強とは違う。お得意様を知り、現場を知り、業界の実態を知らないでどうやって法務が担当できる?

 職場は、従業員と会社側の利害が一致して雇用契約が成り立つ。就職する側は自分の知識・経験を発揮し更に伸ばして行く場であり、経営者にとっては従業員の知識・経験・やる気を最大限に引き出して業績を上げようとする。職場選びはその意味で会社と対等な立場だ。ケネディの言葉ではないが「会社が何をしてくれるかでなく、自分が会社にどのように貢献できるか」を自分の知識・経験に照らして考える、これが会社選びのポイントではないのかな。

 忠告に従い、早速サンキューカードを買ってお世話になった人にはお礼状を書き始めたという。一ヶ月後には就職の挨拶状が届いた。添え書きに「入社して1週間が過ぎました。営業には向かないと思っていたがいろいろと学ぶことがあって面白いです。就職して良かった。」とあった。ようやく社会に漕ぎ出した新入生。いろいろな体験をするたびに強く育って行くことを願っている。
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