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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[59] 介護バンク  2011/03/22 15:29:05
掲載日:01/20/1999  E-Mail  Home
 先日、日本からの来客と和歌山のカレー毒入り事件が話題になった。「私は結婚して間もなく主人の両親が寝たきりになり、お父さんは7年間、亡くなると直ぐにお母さんで合計15年間も老人の介護をして来たのよ。老人介護の家族の負担は大変ね。何度相手を殺して自分も死のうと思ったか知れない。もしあの時に砒素でも持っていたら、使っていたかも知れないわね。」「人間は勝手なもので、いくら尽くしても身内の看護だとこれで十分とはならないけれど、他人だと感謝の言葉が出るから不思議よねえ。」「いっそのこと他人のために介護をしてその時間を介護バンクに貯めておき、自分や自分の身内に必要な時、それを利用するというのはどう?」なるほどと感心したが、聞く所によると介護バンクの構想は以前からあり、すでに動いているともいう。

 来年からは日本でもいよいよ老人介護保険が実施される。保険料は40歳以上のすべての国民から徴収し、65歳以上または介護を要すると認定された人が対象となる。実施するのは市町村だが具体策はこれからのようだ。

 人間はどんなにしっかりした人でも、いつかは年をとり介護が必要になる。そのしわ寄せは主婦に掛かってくるのが実情だ。病人は一日中自分の病気のことを考えてしかも体が動かないからいらいらする。主婦は仕事を持ち、家族や子供の世話もしなければならないのでつい扱いも邪険になる。家庭での片手間看護より正式施設の充実が望まれる。

 すでに日本では65歳以上の老人が1800万人を超えており、総人口に占める割合は15%程度、国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2010年には日本の総人口は1億2700万人、その内65歳以上は全体の22%にのぼる2800万人で現在より1000万人も増えることになる。介護バンクは社会的にも早急な整備が必要な時期かも知れない。
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