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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[57] ユーモアのセンス  2011/03/22 15:26:25
掲載日:12/09/1998  E-Mail  Home
 女性が街を歩いていた。向こうから一人の男が歩いてくる。こっちが右によけようとする右、左によけようとすると左、お互いに道を譲り合って良くあることだ。2〜3度迷って立ち止まったその男は「シャル・ウイ・ダンス?」とにっこり。

 レーガン大統領が現役の頃、新聞記者が娘さんをインタビューした。「お父さんの政治家として一番尊敬するところはどこですか?」。間髪を入れずに返ってきた答えは「ユーモアのセンスがあること」だったそうだ。国民にわかり易く政策を語り理解を得るのは政治家の必須要件、だから彼はグレート・コミュニケーターと親しまれ国民に支持された。

 先日の新聞記事で、ロスアンゼルスでは9千人が新たにアメリカ国籍を取ったが、宣誓式に臨んだ人々の国籍は123カ国におよんだという。多くの民族が一緒に社会を作って暮らすと習慣や文化の違いからいろいろな行き違いが生じて争いの元になる。それを和らげるのが万国共通のユーモア。暮らしの知恵。だからアメリカの書店には各種のビジネスやスピーチ用のユーモア集が必ずおいてある。スピーチでは最初の3分以内に場内をどっと沸かせてみんなの気持ちを惹きつけないと誰も聞いてくれない。

 谷内総領事はユーモアの天才。津軽三味線の公演では「NHK紅白で細川たかしが100丁もの三味線をバックに歌いました。私もそれだけ迫力のある三味線をバックに歌ってみたい。」長崎県人会の創立10周年記念会では「長崎はいつも雨だと思っていた。」と流行歌をもじって笑わせる。天皇誕生祝いのスピーチでは、今にも降りそうな空を見上げ「今日の空は世界的にポピュラーになった日本の経済と同じように曇っています。天気が悪くても来てくれるというのが真の友人だといいますが・・・」と参会者を沸かせた。しかし、スピーチの最後には、いつも本当に伝えたいことをしっかりと訴えている。

 外国への宣伝やコミュニケーションの下手さが指摘される日本人、ユーモアは正に国際政治の武器である。
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