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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[47] 津軽三味線の夕べ  2011/03/22 15:20:49
掲載日:05/13/1998  E-Mail  Home
 先日、青森から「長谷川三絃会」の皆さんを迎えて「津軽三味線の夕べ」の公演を行った。青森から依頼があったのが12月、3団体が主催となって実行委員会を組織したがみんな初体験。試行錯誤ながらも20名を超える協力者を得てミーティングも7回に及んだ。

 切符の売れ行きを心配したが当日の会場は2階席までぎっしり。実行委員のボランティア達は、演奏者の接待やレセプションの用意、舞台装置の手伝いと持ち場に散って待機する。

 開演のベルが鳴り、緊張の一瞬。ベテランの司会リンダは臆することなくスポットライトを浴びて紹介を始める。総領事のユーモア交じりの挨拶に会場がどっと沸き、いよいよ演奏が始まった。最初の1曲が終わると独特の津軽弁でユーモアたっぷりに長谷川氏が聴衆に語り掛ける。その度に会場が笑いに包まれ、見る間に雰囲気がほぐれて行くのがわかる。

 次々と長谷川氏作曲の新曲が演奏される。冬の厳しい風雪を思わせる叩きつけるようなダイナミックな音、囁くような三味の音が聴衆を惹きつけて行く。最後のアンコールも出尽くした時には客席の手拍子に乗って舞台上で3人が踊り出した。その滑稽さに会場が爆笑に包まれる。割れんばかりの拍手のうちに最後のカーテンが下りた時、舞台裏のボランティア達は思わず駆け寄って握手をした。

 「演奏も良かったが語りが良かった。あれが津軽弁だからいいんだよねえ。」長谷川氏のユーモアに富んだ語りはしみじみと人々の胸奥にしみ入った。

 終わった後、「津軽三味線がこんなにいいとは思わなかった。また来て欲しいね」という声を聞くと実行委員達の苦労も吹っ飛ぶ。切符の販売に協力してくれた後援諸団体、快く広告を出してくれた皆様に心から感謝したい。
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