Wakao & Associates, Inc.
| HOME | SITEMAP | CONTACT US |    
NEWSProfileData LibraryPersonal Activityblank


Personal Activity
磁針 コラム
JACAL会
シーホースクラブ
JOVA
オーロラファンデーション

 年代別
 Generation distinction

日米・地域のWA

磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

 記事題名表示本文一覧表示

スレッド表示

[190] 2009年という年  2011/03/22 21:12:52
掲載日:12/03/2009  E-Mail  Home
 帰国後7ヶ月が過ぎ、日々体や心が日本に慣れてゆく。今年ももう師走。通勤途上や町では行き先々で銀杏や楓、どうだんつつじなどの見事な紅葉が見られる。特に至る所にある銀杏並木が美しい。

 今年は自分個人にとっても日本にとっても大変化の年だった。まだまだと思っていた帰国が急に決まり、ドタバタと荷造りも早々に帰国した。日本では予想以上の地すべり的大勝で民主党が政権をとった。それ以来「政治主導」「仕切りによる聖域のない予算見直し」「箱物行政から人への移行」「小泉改革路線の切替え」とめまぐるしい。従来の沢山のしがらみを抱えた自民党ではできなかった予算スリム化への切込みは画期的で必要なことだろう。しかし、すべてが試行錯誤の全力疾走、暫くは相当の混乱が予想される。

 一方、大不況の波は新政権の予算見直しでは追いつかず、予想以上の税収落ち込みは景気の持ち直しを阻む。更に急激な円高が経済にブレーキをかける。就職活動に必死になっている大学生も氷河期を上回る厳しさで追い詰められている。親にも経済的余裕のない状態で数百円の出費にも苦労する姿が痛々しい。せめてその苦しみを将来の糧にして欲しいと願うのみである。

 世界中が金融バブルに踊らされ所得格差が開いた社会は、いま重大な反省期を迎えている。「坂の上の雲」、「ゼロの焦点」「日本人の忘れ物」「不毛地帯」と日本の歴史を振り返るテレビや映画が多く出るのも過去をもう一度振り返ろうとしているのかも知れない。人間は何が必要でどこまでで我慢をしなければいけないのか?貧しくても希望のある日とは?このような反省の機運だろうか。

 12月に入って方々にクリスマスのイルミネーションが飾られ始めた。ロスサンゼルスのように家ごとに飾る場所も風習もないが、大規模にイルミネーションを飾る日本の名所は息を呑む美しさだ。せめてイルミネーションを眺めて一時の安らぎを得て来るべき新年に幸あることを願おう。
[削除] [編集]  


Copy Rights 2002 WAKAO & ASSOCIATES All rights reserved. wakao@wakao.com