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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[188] 新政権にかける期待  2011/03/22 21:11:44
掲載日:10/01/2009  E-Mail  Home
 日本では新政権が発足して半月、野党時代の勉強を活かして各大臣は矢継ぎ早に次々と思い切った施策を打ち出している。このスピード感はどうだ。掲げたマニフェストの実現に不安はあるものの「世の中が変わるかもしれない」という期待感が国民の間に広がっている。

 長い間、文化や経済力に比べて日本の政治の低さが国民に幻滅感を与え続けてきた。55年体制以来、政治が特定の業界や地域に便宜をはかることで票を確保して族議員と官僚の馴れ合いが利権を生み構造化した。多数の外郭団体や業界団体が生まれ、天下りや政治献金により都合の良い法律やルールが作られ、本来の目的に使われるべき予算の相当部分が消えてしまう。民主党マニフェストの実行には莫大な資金が要る。財源は埋蔵金でまかなうことに国民は半信半疑だったが、予算の執行構造を変えてゆけば可能かなとも思える。

 政治家の一番大切な使命は国民の安全と職を与えること。しかしそれにも増して大切なのは希望を与えることだ。人はどんなに苛酷な環境にあっても将来に希望があれば生きてゆける。年間の自殺者が3万人を超え、毎日100人近くもの人たちが命を断つ国は異常としか思えない。永年の政官馴れ合い構造とゆき過ぎた自由経済による所得格差が人々を苦しめ希望をなくし自殺に追い込んでいる。人々が新政権に期待するのは、そのような硬直した構造を断ち切り、予算が本来の目的のために末端までストレートに届く行政改革であろう。

 鳩山首相は初舞台の国連総会で90年比CO2削減25%を宣言し各国の喝采を浴びた。もはや米国でさえ一国だけで世界をリードすることはできない。経済はグローバル化しあらゆる産物は国境を越えて行き交う。アジアのプレゼンスが高まる中、日本は米欧との絆を保ちながらもアジア諸国との連携を深め主要なポジションを確保しなければならない。そのためには明確なビジョンと率先した国際貢献が欠かせない。

 幸いにも鳩山首相は良いスタートを切った。願わくば今の姿勢を堅持して内外政とも国民の期待に応えて欲しい。
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