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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[180] 多民族都市・ロサンゼルス  2011/03/22 20:57:59
掲載日:02/18/2009  E-Mail  Home
 ロサンゼルスは200近くもの多民族が寄り集まって住むマルチ・エスニック・インターナショナル・シティである。言葉や文化が違えば日常の生活習慣やしきたり、ものの考え方まで違ってくる。そのような人々がどのように調和を保って共に暮らしてゆけるのか?ロサンゼルスは正に多民族共存の実験都市とも言える。

 町にはチャイナタウン、コリアタウン、タイタウンなど、それぞれの民族が集まって住む区域がある。先日、韓国の新聞社から取材の申し入れがあり、リトル東京の成り立ちと現状、どのように運営しているかを知りたいという。話の中で、コリアンタウンではバウンダリー(町の境界線)が問題になっているのだという。そういえば韓国のリーダーから、「署名を集めて市にコリアンタウンの境界を認めてもらう計画をどう思う」と聞かれた。即座に「多民族が共生するロサンゼルスで境界線を引くのは他のコミュニティが疎外感を持つだろうし、町の発展のためにもプラスにならないのでは」と答えた。

 リトル東京も近年、建物のオーナーは多人種が増えた。ジャパニーズ・ビレッジ・プラザのマネージャーに高層建築への立替え懸念を伝えると、「ここは日系人よりもアジア系、ヒスパニック、白人、黒人、様々な人たちが増えている。彼らは日本的なものに惹かれてくるのだが、来てみると町は清潔で安全、安心して遅くまで遊べる。だから我々は瓦屋根の建物を大事に保全し、インフラを整えセキュリティを保ち更に魅力ある町にしたい」という。現に10年前の閑散とした町から若者に溢れる町に変貌した事実がそれを証明している。

 リトル東京が他民族の町になってしまうと嘆く人もいるが、これが多民族都市ロサンゼルス。住民は少なくなってもリトル東京がいつまでも日本文化の発信地として多くの人を魅了し続けることが出来るか、が我々の課題ではないだろうか?他民族が一角に増えはじめ危機感を感じたのでは、という風説もあるが、コリアンタウンも境界を主張し囲い込むのではなく、多くの異民族の人たちも迎え入れながら共栄共存してゆくことを願いたい。
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