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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[170] 海外研修で得るもの  2011/03/22 20:52:15
掲載日:05/08/2008  E-Mail  Home
 いま日本では、就職戦線は売り手市場、ひと頃の就職難が夢のようだ。企業はあの手この手で優秀な学生を取ろうと工夫を凝らしている。企業が求めるのは、自ら考え、企画し、行動できる人材である。以前のように新入社員を白紙の状態から自社の色に染め上げる余裕がなくなったのか、それとも変化の激しい世の中で、新しいアイディアで企画し、行動できる人材を確保することこそ会社の採用にとって不可欠と考えるようになったのか?

 今年も横浜国大のゼミ研修生を迎えた。6人全員が20歳。はじめの印象では意外と幼稚な並みの若者たちと感じた。ところが、研修初日に浴びた鋭い質問に彼らは俄然目覚めたのである。「各自一分で自分を語って」「どうして横浜国大を選んだの?」「現在、何を何のために勉強しているの?」「自分を語るのは難しいね。好きで自信のある趣味を自己紹介に入れたら?」「人前で自信をもって語れる話題を3つ身につけるといいよ」・・・

 その後、企業訪問の先々で彼らの放つ質問は鋭さを増していった。「御社がGMを追い抜く課題は何でしょう?」「御社のマーケティングで日米のメディア媒体はどのように異なりますか?そしてその理由は?」「多人種の職場で業務を遂行するための工夫は?」「開発に必要な情報はどのように得ますか?」・・・

 それらは彼らが真剣に自ら考え始めた証拠である。それは自分の反省にも向けられる。「今まで自分を真剣に見つめたことはなかった」「日本をもっと知らねば」「質問をうまく表現できない。心の底から英語の必要性を感じた」「自分を伝えるために人に負けない自信のあるものを身に付けたい」「この研修に親や友人、この地でこれだけ多くの人たちに世話になっていることを気付いた」「自分だけでなく社会に役立つ人間となりたい」・・・

 海外研修は短期間である。そこで得た知識はやがて薄れ記憶から消えてゆく。しかし、未知の世界に触れた感動は自己を磨く原動力となって彼らを逞しい社会人へと導くだろう。「人は強烈なインパクトを受けると驚く。驚きは感動となり、感動が続けば情熱となる。情熱は人に120%の力を発揮させる」とは私の親友の言葉である。多感な学生の海外研修はまさにこの言葉にすべてが集約されているように思う。
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