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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[169] 祝LAPD副本部長就任  2011/03/22 20:51:41
掲載日:04/10/2008  E-Mail  Home
 4月7日、アジア人初のロスアンゼルス市警( LAPD)本部長補佐に任命されたテリー原氏の就任式がポリスアカデミーで行われた。これはLAPDにとっても歴史的な昇進である。

 現LAPD本部長のブラトン氏がニューヨーク市警(NYPD)からLAPD本部長に就任して間もなく、タウンホール・ミーティングに招かれた彼は次のようなスピーチを行った。「NYPDには5万人の警察職員がいてLAPDは1万人、数は5分の一です。しかし予算には限りがあるので、私は市民の皆さんの協力を得て犯罪の防止に努めたい」と。

 昨年秋に彼の任期が終了し、5年間で犯罪率は20%を超える減少を達成した。本部長の方針でLAPDは年に数回各コミュニティに市民との対話の場を設けている。本部長と共に常にアジア系コミュニティとの対話の場に同席し、窓口役を果たしているのがテリー原氏である。

 もう一つブラトン本部長の取った方針は、各コミュニティに母国語で話のできる警官を配置することである。ロスアンゼルス・カウンティの裁判所では必要に応じ手配される通訳は100言語を超える。街では200を越える言語が話され、多くの異なった文化的背景や思考・行動パターンをもった人々が、如何に調和を保って暮らしてゆけるかを日々模索している。これが多民族・多文化を抱えた国際都市・ロスアンゼルスで、ブラトン本部長の方針はこの認識に基づいている。

 普段は近寄り難い警官が母国語を話すことで親近感が湧く。LAPDの警官に母国語で各コミュニティと話しのできる警官を採用し配置したことが劇的な犯罪率低下に繋がっているともいえよう。10年前のアジア系警察官は60名、今は750名を越えるという。抜群の能力とリーダーシップを持っているテリー原氏のアジア人初の本部長補佐への昇進は、ブラトン本部長の基本方針にも沿っている。

 本部長がこの就任式で「LAPDにはいまや昇進の壁(グラスシーリング)は存在しない」と高らかに宣言したのはこのような背景がある。それに見事に応え着々と任務をこなし周囲の信頼を築いていった新本部長補佐・テリー原氏をアジア系市民は誇りに思い大勢が就任式に列席し祝福した。多民族国際都市・ロスアンゼルスの発展と共に更なる原氏の活躍と昇進を願おうではないか。
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