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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[168] 真珠湾攻撃と原爆投下  2011/03/22 20:51:08
掲載日:10/18/2007  E-Mail  Home
 今年8月末に行われたロングビーチの Int’l City Theatreで原爆に被災した乙女がアメリカで治療を受ける実話を題材にした演劇「Calling Aphrodite」のOpening Showが行われた。上演に先立つレセプションで総領事の挨拶があったが、兒玉総領事は原爆を正面からとらえたスピーチを行った。主賓にはロングビーチ市の歴代の市長が何人か顔をそろえていたから原爆の話題を正面から語るのはかなり勇気のいることである。これを聞いた友人は、あのように勇気を持ってアメリカ人にわかり易く訴えかけてくれたことは涙が出るくらいうれしかったとその感激を述べた。

 現在、第二次大戦の戦争記録がテレビで放映されている。7回、14時間近くのシリーズで、ヨーロッパ戦線から太平洋戦争まで、行きつ戻りつ様々な人の回想話を交えての記録である。毎年12月の真珠湾攻撃記念日が近づくと日本人は何となく居心地が悪い。アメリカのテレビでは今までどれだけあの時の映像が繰り返し放映されてきたことか。アメリカ国民の脳裏にはしっかりと記憶されているに違いない。

 第二次世界大戦終了50周年を記念して、1995年にスミソニアン航空宇宙博物館で原爆展を企画したことがあった。国内の賛否両論が入り乱れて政治論争に発展し、結局は中止になりハーウィット博物館長は辞任した。目的は第二次世界大戦の総体を見直し、ホロコーストや原爆も含む戦争全体と冷戦に至る歴史的意義を考えるきっかけを提唱しようとしたのであるが、アメリカでは原爆投下により戦争が早く終結し結局はよかったとの意見が大勢を占めたのである。

 この論争の後アメリカ国内では様々な論議が活発に行われた。歴史を冷静に捉えることは難しくそれだけの時間の経過が必要とされるのだろう。ものごとは事実を知って比べてみて初めて認識される。従軍慰安婦問題や南京虐殺問題、真珠湾攻撃、原爆問題も含めて歴史から目をそらすことなくお互いに知った上で真の日米関係が築かれるだのと思う。
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