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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[167] 南極の氷が溶けたら  2011/03/22 20:50:26
掲載日:02/10/2007  E-Mail  Home
 世界の各地で天候の異変が起きている。ロスでも冬が変に暖かかったり4月や5月に入っても雨が多く寒い日が続いたりする。原因は、森林の伐採、人口の急激な増加、エネルギーの使い過ぎ、大気汚染などが重なり合って地球の温暖化が進んでいるのだろう。各地にある氷河は年々後退が著しい。氷河の氷が溶けたらいったいどうなるのだろう?

 南極地域観測隊は、昨年ドームふじ基地で3028mのボーリングに成功し100万年前の氷床コアを持ち帰った。氷は南極に降り積もった雪が空気と共に圧縮されて閉じ込められている。これからの解析で100万年前からの気象が解析される。その結果人類の地球破壊がどのように進行したか示されるに違いない。

 9年前、南極観測船「しらせ」に乗った縁者のつてで寄港地シドニーを訪れた。そのときの資料によると、南極の氷の厚さは最大で4776m、大陸全体で平均2000m、量は約3千万立方kmもあるという。これがすべて溶けると海面が70mも上昇するのだそうだ。すると世界のほとんどの大都市は水没してしまうではないか。「しらせ」の気象観測室のレーダーには、南極大陸に近く小指の先ほどの白いものが写っていた。これは巨大流氷で東京都と同じ大きさ、「しらせ」が横を通過するのに半日かかったそうだ。何十万年もかかって流れ出してきた氷河が海へせり出し岸から離れたものだ。
 
 京都議定書でアメリカを除く先進国が大気汚染物質の削減に合意した。しかし中国をはじめ後進国の経済成長に伴い石油の消費は留まることを知らない。ガロン3ドルに迫ろうとするガソリン代はその警告か?人類は宇宙船・地球号を守ることができるのか?

 シドニーでお土産に貰った氷の水割りは、グラスに耳を近づけると「ピーン、ピーン」という神秘な音を立てて氷河に閉じ込められた2万年前の空気の存在を知らせてくれた。
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