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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[165] 公共サービスは戦い取るもの  2011/03/22 20:49:21
掲載日:11/15/2006  E-Mail  Home
 今年10月、ビアライゴーサ・ロスアンゼルス市長は日本、韓国、中国の3カ国を訪問した。新聞報道によると、日本ではファミリーマートなどでロスアンゼルス観光の呼びかけキャンペーンを行ったのに対し、韓国では海外からの投資3億ドルをロスアンゼルスのコリアンタウンの新開発事業に充てると発表した。

 事業内容は、韓国総領事館、文化センター、貿易オフィス、韓国系アメリカン博物館などを含む、「韓国貿易センター」の開発をはじめ、低所得者用住宅、公共スペースや公園、ミッド・ウィルシャー地区のCGVマダン劇場、ほかに高級マンション建設にと壮大な計画だ。もちろん、これは市の予算から直接投資がされるわけではないが、日系コミュニティの歴史を辿ると、日米文化会館、日米劇場、日系博物館、低所得者住宅(カサ・ヘイワ)など、これらの諸施設は日系の先達達が血のにじむような努力をしてコミュニティあげての支援の下に達成したものである。

 民主主義のシステムにおいては、公共サービスといえど住民に均等に供されるわけではない。政治家の目は常に誰が、どのコミュニティが自分の政治的基盤に貢献するかを推しはかって行政をすすめる。このたびの市長海外訪問での対応の違いはロスアンゼルスにおける日・韓のコミュニティの力の差をまざまざと表している。

 人口(投票数)においては、圧倒的に日系のパワーは比率が下がっている。これを補うには、今まで築いてきた日系の人脈を通じ普段からコミュニティのプレゼンを上げるように努力をしてゆかねばならない。今回の3カ国訪問はその意味で日系のパワーをアピールする絶好のチャンスだったのだが、その成果はますます開きが出たようだ。日系からは市長訪問に際し、どのような努力がされたのだろうか?日本ではしかるべき要人との会見がセットできたのだろうか?日系社会と本国と、その人脈を持った人を大いに活用しこのようなチャンスを活かすべきである。

 待っていてはチャンスは活かせない。普段から日系のプレゼンスを上げ、こちらから働きかける努力が必要だと思う。
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