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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[154] 評価ツールと監査システム  2011/03/22 20:42:42
掲載日:02/07/2006  E-Mail  Home
 日本の耐震強度偽装問題は、関係者が次々と国会へ証人喚問され、建築業界のみならず国を揺るがす不祥事となった。構造計算書を偽造した姉歯一級建築士が悪い、いや木村建設やマンション販売会社ヒューザーが圧力をかけた、いやホテルの開発指導を行った総合経営研究所が悪いと責任をなすりつけ合っているが、長年の夢を実現し一生一度のマンションを購入した人達にとって、建物の解体もありうるトラブルに巻き込まれたことは誠にお気の毒というほかない。

 防衛施設庁の官製談合、みずほ証券の誤発注など様々な不祥事が起きるたびに、「けしからん!」「責任を取れ!」と国民全体が激昂する。それをメディアがあおり新たな事件が発生すると関心はそちらへ移る。やはり日本は「情の国だなあ」と思う。

 いま、日本にとって必要なのはしっかりした監査システムなのだ。アメリカは多民族で構成され、多くの異なった文化背景や価値観が混在する。だから物事を評価する際にみんなに納得される客観的な評価ツールを作る。それが様々な分野でランキングや評価システムを可能にする。フォーチュン500、スタンダード・アンド・プアーズ、ザガット、オリンピックの出場選手選考など・・・。企業の人事評価や企業買収の際の企業価値診断もしかり。このしっかりした評価ツールこそ公正な監査を行う道具になりうるのである。

 幼女の誘拐・殺人、子供や親の親族殺人、保険金詐欺、ライブドアなど、金のためなら何でもする風潮、そこには倫理も人の道も通用しない世の中に変わってしまった現実が見える。事件がおきるたびに倫理や教育に責任を求めるのではなく、それらを予防するための監査システムの確立こそ日本にとっては急務ではないだろうか?まずは監査システムのためのツール作りを急ごう。
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