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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[152] 国の独立とは  2011/03/22 20:30:12
掲載日:12/10/2005  E-Mail  Home
 ある韓国人が台湾を訪れ、余りの親日的な人々に驚いた。「同じ植民地でありながら日本はいったい台湾に何をしたんだ?」

 台湾は日清戦争後日本の植民地となり第2次大戦終了まで50年間日本の統治が続いた。その間、帝国大学を設け、教育機関を整備し、水利工事をおこし、鉄道と郵便制度を設けた。台湾製糖をはじめ多くの殖産をおこし、当初はお荷物ともいえるこの島を価値ある島に作り変えた。初めは価値のない地であったため利権を求める人達の目に留まりにくかった点が朝鮮とは違った結果をもたらしたのかも知れない。

 先日、台湾前総統・李登輝氏の講演を聞きに行った。会場は2000人を越える聴衆で熱気を帯びていた。李登輝氏の演説は、とても84歳とは思えず力強く熱のこもったものだった。聞けばアラスカ、ワシントンDC、ニューヨーク、ロスアンゼルスと既に30以上のスピーチをこなしているという。論点は、如何に台湾が真の独立国となるか。そのためには、1)改憲により国名を変え、2)教育により国民に独立国民としての意識を持たせ、3)しっかりとした自衛力を蓄えて独立国として世界に認めてもらう、というものだ。

 経済的に自立し島民の大多数が独立を望んでいれば独立が当然と思われる。しかし台湾海峡を隔てて対峙する中国は断固として台湾の独立を認めない。その緊張のバランスを保つために台湾は巨額の資金を投じてアメリカから武器を買う。台湾海峡に緊張が続く限りアメリカの軍需産業にとって台湾は上得意なのだ。もし台湾が中国に併合されたら日本にとって生命線ともいえる石油輸入ルートにも重大な影響を与える。またアメリカをはじめ世界の軍事・経済・政治のバランスに重大な影響を及ぼす。その中にあって熱く独立を訴える台湾の住民は木の葉のようにもてあそばれている。果たして世界はどのような決着をつけようとしているのであろうか?
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