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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[149] 衆議員総選挙に思う  2011/03/22 20:28:26
掲載日:09/20/2005  E-Mail  Home
 狭い国土、天然資源に乏しく人口密度の高い日本にとって生きる道は貿易しかない。世界の国々に品物を買ってもらい貿易を続けてゆくためには、それらの国々に受け入れてもらわなければならない。いわゆる国際世論を味方につけることが日本の国防にとって最大の課題である。

 郵政民営化で国論をかけて行われた今回の衆議院議員総選挙、民主党は年金や健康保険など、郵政民営化以外にも大切な国民の課題があると訴えたが、「郵政民営化賛成か反対か?」と単純明快に訴え、刺客、落下傘候補などの刺激的な手法を次々と繰り出し劇場型選挙へとムードを盛り上げた小泉・自民党は地すべり的な圧勝を勝ち取った。

 2000年5月より海外からも投票ができるようになった在外投票、今回は各地の在留邦人の関心も高まった。しかし今回の選挙で政党間の議論に「これからの日本が世界の国々とどのように付き合ってゆくか」という外交戦略は聞こえてこなかった。日本の国防に直結する外交戦略がこれから4年間の国政を担う国会議員の選挙に登場しない。

 ロスアンゼルスの町や空港では至る所から日本語が聞こえ、数多くの若者やシニアが世界を旅している。「XXが面白かった」「XXが安く買えた」という会話は聞こえてくるが、日本とその国の関わりを現地の人たちとの接触で彼らはどのように感じたのだろう。その感覚が日本の将来を決める一票となって投票されてこそ外国を旅する価値がある。現地に住み、日々日本とその国のハザマで暮らしている在留邦人の一票は、その意味でも重さが違うように思う。

 今回の投票では推定在外有権者72万人に対し在外選挙人登録者は約8万人、そのうちの25.78%が投票したと総務省は発表した。推定在外有権者数からいえばたった3%に過ぎない。国会議員からは「せっかく在外投票制度を作ってやったのになんだ!」との暴言も聞かれる。今後はいかに使いやすい制度にするかが在外投票制度の定着に必要であろう。
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