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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[131] 相互理解とは  2011/03/22 16:28:30
掲載日:04/10/2004  E-Mail  Home
 「こんなに警察の幹部が一般市民と交わるのは初めて見たよ。日本では考えられないなあ。」とは先日サムライパレードに参加した相馬のサムライ達の感想だった。

 リトル東京の街を騎馬武者たちがロスアンゼルス市警とパレードを行い、警察の幹部たちもそのあとはプラザで初体験のお茶席に参加したり子供たちに囲まれて質問に答えたり、一日中笑顔を絶やさなかった。

 日米の国交が正式に開かれて150年、日本はアメリカから様々なものを学んできたが制度上の違いは多々ある。そのうちの一つは、アメリカではシティが警察機構を持っていることだろう。市長が任命したり選挙であったり警察委員会が推薦したりと市によって様々だが、警察トップの任命は市議会の承認を得ることには変わりはない。だから警察幹部には市民サービスが自分たちの本分であるとの認識は日本に比べるとはるかに高いように思える。

 生まれも育ちも違う他人同士がお互いを理解しあうのは相当な努力が要る。まして外国人同士だとなおさらのことだ。アフガニスタンやイラクの悲劇もここにある。文化背景の違う国が自分の常識や正義を押し付けても人々は納得しない。お互いに分かり合えるのは、何かを共同して行うのが一番だ。共通の目標に向かって様々な障害を乗り越えてゆくことで相手のやり方や考え方、能力が見えてくる。やがてそれは信頼と尊敬に変わって行く。そして目標を達成したときにその感動は頂点に達する。同じ釜の飯を食った仲間意識が芽生える瞬間だ。

 相馬のサムライと、警察という現代のアメリカのサムライ、お互いに言葉は通じなくてもイベントを通じて生まれた仲間意識は交わす笑顔のうちに読み取れた。異文化交流とは、見せることで理解してもらうのではなく一緒に何かを行うことで理解し合えるというよい例だろう。相馬のサムライたちは友達に、子供や孫たちにその感動を語り継ぐに違いない。
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