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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[116] シニア用パソコン教授法  2011/03/22 16:17:34
掲載日:02/08/2003  E-Mail  Home
 1月29日付けの磁針に「教え急ぐ人々」というテーマで高齢者用パソコン教室に対する提言があった。多くの教室で一定の時間内にあれもこれもと詰込み過ぎ、急ぎ過ぎて高齢者がついてゆけないという報告である。

 パソコン教室でシニアがまず困るのはコンピューター用語だ。ハードディスク、CPU、フロッピー、マウス、Aドライブ、Cドライブ、カーソル、アイコン、CDーROMなど訳のわからない単語がいっぱい。聞きなれない用語に「ん?」「ん?んん?」と引っ掛かっているうちに「わかりましたね。では次へ進みます。」ともう先へ行ってしまう。最初につまずくと追いつくのは大変だ。

 アメリカにはシニアネットというNPOがある。「シニアのボランティアがシニアにパソコンを教え、インターネットや電子メールを通じて豊かな人生を送ろう」という組織だ。年を重ねれば、ただでさえ記憶が薄れがちで、人の名前も昨日食べたものも思い出せない。自から苦労して覚えたシニアが教えるから習うシニアの立場や心境がよくわかる。だからシニアネットでは、教えるインストラクターの他にコーチと呼ばれる助手がつく。説明に合わせてほとんどマンツーマンで「ハイここへマウスを持っていって」「慌てなくても大丈夫。ゆっくりでいいよ。」と助言する。テキストもシニア用によくできているがコーチの存在が大きい。

 マウスの使い方からワード、インターネット、eーmail、簡単なグラフィックスまで2時間の授業が週2回ずつ、合計で12回(1ヵ月半)のコースだ。休憩時間の体操やクッキーをつまみながらのおしゃべりも楽しい。クラスを通じて友達になり付き合いが続く人も多い。やはり「楽しく学べる」というのが長続きするキーだ。

 卒業生が次のクラスでコーチとして助手を務め、やがてインストラクターになってゆく。コーチを務めることで習ったことが深く身に付くという副産物もある。テキストや教授法にシニア用の工夫を凝らせば、シニアがコンピューターを習うのは難しくない。是非多くのシニアがパソコンを身に付けもっと豊かな人生を楽しんでもらいたいものだ。
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