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磁針 -コラム-

”磁針”は日刊紙”羅府新報”に掲載されるコラムです。

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[107] 姉と義姉を迎えて  2011/03/22 16:07:21
掲載日:06/01/2002  E-Mail  Home
 私の姉と家内の兄嫁、二人の訪問客を日本から迎えた。空港に出迎え家に着くと、まずはお土産の披露。下げてきた日本酒に各種のおつまみ、お菓子、梅干、干物、下着、靴下、セーター、ワイシャツ、ブラウス、ズボン、それに加えて、腰痛用のバンドや湿布薬など。文字通り山のようなお土産である。

 よくも詰まっていたものよと思うほどのお土産を吐き出すと、二人掛りの重さが一度に軽くなり、それぞれ大きなスーツケースを片手で下げて2階の客間へ。同じ身内の訪問客でも男と女ではお土産の内容ががらりと変わる。

 私の甥と家内の姪が結婚したから甥と姪にとって二人は母と義母にあたる。お互いをおかあさんと呼び合い、孫ができてからはおばあさんと呼び合う。「今回の旅行では絶対に名前で呼びあいましょうね」といったそばから「ちょっと、おかあさん」と癖が出る。

 食事の支度になると女3人、あっという間に用意が整う。おかげで自分は殿様気分。黙って座って注がれる酒を飲む。女客は大歓迎だ。「のんびりしてもらおう」との口実で遠出はせずに市内見物で済ませた毎日。オフィスへ連れてきてパソコン教室の仲間入り。初めての e-mail に何時間もかけて苦闘の上、日本の子供達と通信ができた喜び、弾んだ声にIT時代を身をもって感じたことを物語っている。

 「病気はしていないだろうか、ちゃんと仕事をしているのだろうか、と心配で心配で寝られないこともある」と姉の笑っている声が湿っている。母の亡き後、これほどまでに自分を気遣ってくれる人がいるとは何という幸せか。良いも悪いも、規則や法律までも超越してひたすら味方であること。絶対に裏切ることのない身内の愛に母を感じる。

 忙しさにかまけて何のもてなしもできなかったが、縁あって2重に結ばれた両家の絆が、今回のアメリカ旅行を通じてますます強くなったとすれば、迎えた私達にとってこんなに嬉しいことはない。
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